ある夏の午後君に捕まった。誰に? 完結日:2019年8月14日 作者:陸 なるみ 評価:★★★★☆ 4.3英国の小さな小学校の若き校長先生ショーン37歳独身。夏休暇は生徒を送り出しほっとする時期であると共に、どこか淋しい。出勤して仕事を片付け校庭で気晴らしをする彼に話しかける人がいた。 こちらは銘尾 友朗様主催の『夏の匂い企画』参加作品です。 また、拙作「全国スペリング選手権大会決勝!」の後日談であり、語り手は同一人物です。 話数:全5話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 男主人公 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:じれじれ 展開:未登録 その他要素 アラフォー イギリス スクール・ラブ バスケ 不器用な大人 日常 海 注意:R15 なろうで小説を読む
いい大人になって、ある程度の恋も遊びも経験して……。ふと気が付けば、恋愛ってどうやってするんだっけ、と思う。そんなことありませんか。日々の生活の中に、些細なことがキッカケになって昔の記憶が蘇る。それも、大人になるほど増えていく。小さな思い出が積み重なっていくだけの日常。そこに現れた非日常は、思いもかけず大人を恋に落とすのです。イギリスの一角で生まれた恋心は、日本人とは違う文化や意識で彩られた言葉で表現され、まるで海外映画の1シーンを見ているよう。等身大の大人の男の恋の始まりを、覗いてみませんか。
うん、また歌ったった……(なぜ達成感? 夏休みの小学校は、なぜか他人行儀な感じがする。それは例え英国のそれであってもそうなのだろう。 そんな、普段の子供たちの人いきれがふいと途切れたかのようなグラウンドにて、 ……大人の男女の出会いが始まることもある…… 校長(37歳!)と保護者という間柄であれば、まあやはり互いの駆け引きは慎重にならざるを得ないのかも知れませんが、それでもジレにジレまくる展開に、あなたはきっとカーマ・スートラの綴りを唱えて落ち着きを維持するほかに道は無くなるはず……ッ(どういう読書状況だろう 吉田修一よりも修一感の強い流麗な文体と、五感全てに訴えかける鮮烈な描写。 前日譚を後から読んだ私ですが、その順だとほっこり、逆だとびっくり、そんな構成になっとると思いましたぞ! 記憶を消して、二度楽しもう!(無★茶