評価:★★★☆☆ 2.5
彼女は3日で消えてしまう
夏休み、俺は帰省先で彼女と出会った。
田舎の寂れたバス停のベンチに彼女は座っていた。「初めまして! 私は矢国 澄子、7月10日生まれのかに座! 今は高校2年生。健吾くん、3日ぶりに会えたね」
変な挨拶をする彼女だが、見た目も少し変わっている。
黒に統一された服装に、大人びたように見えるが、時折に儚げにも見える。
それと、何より目立つのが総白髪。
白いセミロングは衣服と相まってより一層印象に残っている。一度見たら忘れることはないだろう。初めて出会ったはずだが、どうやら彼女は俺と一度出会っているらしかった。
しかも、何でもしてくれるという約束までしていたらしい。
身に覚えがないが、約束なら仕方ない。
好きにさせてもらおう。1回目、2回目、3回目~
どこから読んでいただいて結構です。
話数:全3話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象