評価:★★★★☆ 3.5
もしも、金のタマゴを産み落としたら――
容姿も年齢もそのままで、異世界へと転生を果たした『鮎沢加奈』。彼女は日課である瞑想をする為に、いつも通りに個室に置かれた白磁の器に腰掛けて意識を集中させていた。
しかし、ゴトリ。と音を立てて、器に盛られた彼女のアレは、独特の香りを放つ粘土質なモノでは無く、白銀に輝く物体だった――
週一、月一、半年に一度。出て来るアレが鉱物に変わる。という、特異な能力を与えられ、それによって数々のトラブルに巻き込まれてしまう加奈。
更に、悪夢を統べる闇の王までもが、神様の恩恵を受けた加奈の身体に狙いを定め、事態は世界滅亡へと進んでゆく。
・産むのはタマゴではありません! お食事中の方はご注意下さいませ。
・アルファポリス様、カクヨム様にも掲載しております。
・お陰様で二十八万PVを突破。お読み下さり誠に有難う御座います。・現在、まとめ・加筆作業を行っております。一話〜三話は約二千字。それ以降、三千〜四千字になる予定です。それにより、元の話とは噛み合わなくなる場合があります。ご了承下さい。というより、ほぼ新作になっちゃってます。
話数:全235話
ジャンル:エピック・ファンタジー
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
平凡に普通な暮らしをしてきた早慶大学3年の主人公ちゃん。しかし、アルコールを飲みまくって中毒で死んでしまうのだ。そして異世界に年齢、容姿とも同じまま転生をする。ある日異世界で用を足していると、出てきたのは女子が嫌がる下ネタのアレではなく……!?という感じで進んでいく下ネタが絡む『めちゃ面白ストーリー』!ある意味爽快感のする作品です!
異世界転生した主人公。授かったのは『週一で○○○が希少な鉱物として出てくる』というたしかに凄いけど、ちょっと扱いに困る生産チート(?)能力。試しに”それ”を売ってみると、予想外の高値で買い取ってもらえるという、たしかに嬉しいけど、やはりちょっと恥ずかしい展開に。異世界スローライフを望む主人公が、コントロールしきれないその能力に振り回されるを様子を中心にストーリーは展開していく。“ゴトン”、“ゴトリ”というアレの重さを感じさせる表現が秀逸。ほのぼの系コメディが好きな人にオススメな作品。