評価:★★★★☆ 3.9
大気を切り裂く徹甲弾。時速200kmオーバーの戦闘機動。剣と魔法のファンタジー世界で、その戦史を塗り替えるは、人型機動兵器「マシンゴーレム」。地球より召喚されし、「ゴーレム使い」の青年は、戦いの果てに何を見るのか?神の加護を受けしロボオタ、作り手として乗り手として、暴れます。
※ノベルアップ+様にも、掲載しております。
話数:全143話
時代:未登録
舞台:未登録
完結日:2019年9月25日
作者:すぎモン
大気を切り裂く徹甲弾。時速200kmオーバーの戦闘機動。剣と魔法のファンタジー世界で、その戦史を塗り替えるは、人型機動兵器「マシンゴーレム」。地球より召喚されし、「ゴーレム使い」の青年は、戦いの果てに何を見るのか?神の加護を受けしロボオタ、作り手として乗り手として、暴れます。
※ノベルアップ+様にも、掲載しております。
普通、この手の作品はロボ設定集・キャラ設定集が巻末にある。しかし、この作品は設定集を独立させているのである。なぜなら設定集に「ネタバレ」が含むからである。しかも大長編で50万字以上もあるから本当1日2話程度のペースで読んだ方がいい。本当にロボットがたまらなく好きという人専用の作品。ロボ設定集、キャラ設定集は読了後の「宝物」だと思ったほうがいい。
この物語には2人の主人公が存在します。光の主人公、安川賢紀。影の主人公、〇〇〇〇。光の主人公、安川賢紀は筋金入りのロボットオタク。美女3人と楽しむ夜景のワインディングロードより、ドワーフと語り合うマシンゴーレム(※ロボ)改造論に夢中!でも本命にはどこまでも一途でストイック。ちょっとクレイジー、ですが決めるときは決める格好良すぎるヒーローです。影の主人公は重い過去を背負い、守るべきもののために戦う哀しい男。安川賢紀と幾度も相見え、騒乱の果てに見たものは――。白熱する戦闘、炸裂するロボ魂、そして何より根底に流れる熱すぎる人間ドラマ!ぜひクリックして、全編通しての秀逸なサブタイトルからご覧になってください。安川賢紀の冒険譚~結末を見届けたくなりませんか?~
その男、安川賢紀。21歳、重機オペレーター。そして重度のロボマニア。剣と魔法の世界に突如として出現するオーバーテクノロジー、『マシンゴーレム』。自由神フリードから神界の使徒として異世界へ召喚されたケンキは、“ゴーレム使い”の能力を駆使して戦場を駆ける。夢にまで見た『人型機動兵器のパイロット』。それが今、現実のものに。マニア心に火がついて、周囲にドン引きされつつ機体を手当たり次第にチューンアップ。敵機を見たら鹵獲して解析。あぁ、なんという愉悦。しかし余裕ぶっている時間はないぞ。世界を掌中に収めんとする帝国の魔の手。強敵との邂逅。そしてケンキはやがて、自分自身の存在が世界に齎すものについて知ることとなる。彼は救世主か、それとも破壊の王か。マニアな作者がマニアな知識を総動員して生み出した渾身の一作。この完成度なのに処女作ですよ、信じられます?
不思議な夢を見ました。ある朝借りていた駐車場へ向かうと、そこにあるハズの自分の車がありません。そこにあったのはザ◯でした。仕方なく乗り込み、操縦しながら目的地へと向かうのですが、頭の中にあった不安はただ一つ。ナンバーの有無の事だけでした。当然の如くお巡りさんに捕まって目が覚めたのですが、寝起きの頭であっても妙に納得していました。ナンバープレート無しで道路に出たら駄目だよなと。起きたつもりが寝惚けたままでした。この作品の主人公安川賢紀はロボットオタクです。その熱い魂の奥底にロボットに対する情熱を抱き続けています。そんな彼はきっと、“ 私達 ” の仲間です。ある意味、もっとも魂の近しい分身かもしれません。そんな安川賢紀が異世界へと呼ばれ、ゴーレム使いという能力でする事といえば、それは私達の願望そのものもなのかもしれません。そんな魅力的な作品を是非。
町から村に泣く人の涙背負って異界の始末──全ては数々の偶然が重なっただけのよくある話あの時、彼女が祈りを捧げていなければあの時、彼が時空の歪を見付けなければあの時、神が違った能力を与えていれば──その歴史的な出来事は起こらなかっただろうだが既に、賽は投げられた馬鹿にハサミを与えたならまだ使いようがある、が──ロボキチにロボットだけは絶対に与えてはいけない魔改造に次ぐ魔改造、その上もう一つ魔改造その世界の常識などお構いなし。ただ自身の欲望の為だけに、マッドサイエンティストも道を譲るトンデモをひたすらに巻き起こしてゆく君がもし常識的な読者なら、そっとブラウザバックをお勧めするだが、メカに身も心も売り渡していたなら──これ程痛快な物語はないだろう『常識? そんな物、犬にでも食わせておけ!』──マシンゴーレム GR-1 お呼びとあらば即参上!!
本作の主人公ヤスカワケンキは、建築現場で働いていた、ロボットやアニメが大好きな人物です。異世界転移することになったケンキは、自由神の下で能力を授かる。それは、「ゴーレム使い」という能力。ケンキは、与えられた能力を不服として意見するが、選択肢はゴーレム使い一択しかなかったのである。転移して早々トラブルに巻き込まれたケンキは、ゴーレム使いとしての能力を駆使するが、敵の力が思ったよりも上であり、逃げる羽目に。しかし、ケンキはこの能力の素晴らしさを知ることとなる。この物語には、マシンゴーレムが登場するのだ。マシンゴーレム=ロボット。次々と登場する新型マシンゴーレムや、マシンゴーレムでの戦闘シーンは見所満載です。また、登場する人物も個性的であり、人物一人一人の物語も盛り込まれています。ロボットものが好きな方、そうでない方も是非読んでみて下さい!