少女 完結日:2019年9月25日 作者:佐伯黒百合 評価:★★★★★ 4.5ひとりの少女の心模様を書いた詩の連作です。 拙いものですが、よろしくお願いします。 話数:全10話 ジャンル:詩 青春 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:切ない 展開:未登録 その他要素 恋 日常 私小説 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
おそらく、だが、作者は論理よりも感性の波に乗って詩を書く人だと推測する。理由は、ある。が、問題はそこでは無い。その感性が、光り、輝いて、文章のなかに青色の結晶のように突き刺さり、煌めいている見事さ。問題は、これである。最終的に、魅せる文章を書くのはその人が備え持った感性だと思う。その感性を、無駄遣いと言えば言葉は悪いが、私も含めてこの『なろう』の詩人のなかではあまりいない、鋭く贅沢な感性を、その詩にばら撒き過ぎるくらい、ばら撒いている作者。この『少女』という詩集のタイトルの無愛想さの効果も含めて、言葉を選ぶのが本当に上手なんだと思い知らされる。───感性が、上手い───って、矛盾してるけど、そんな意味などどうでもよくなるくらい優れた詩集。今後が、とっても、楽しみ。待ち遠しい。(あっ、これからも、続きますよね?)