評価:★★★★☆ 3.5
アイツのことは誰よりも私が知っている。私の事もアイツが一番知っている。だけど、ちぐはぐでかみ合わない私達――それはまるで表と裏、オセロの白と黒のように、一つだけど交わることのない関係。
そんな二人の関係は幼馴染――だけどそれは三歳までのことで、幼馴染だった時の記憶はない。高校生になって同じ部活に所属し再会した二人は、お互いの存在を知らないまま一年が過ぎ、高二の春、同じクラス・同じ委員会になって、幼馴染だったという事実を知る。
覚えていないけど体のどこかにある絆は、確かに相手の存在を覚えていた。お互いのことを分かり過ぎてしまう二人の関係は、恋に発展するのか――。それとも、それは男女の友情なのか――?
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
雰囲気:切ない
展開:未登録
注意:全年齢対象