評価:★★★☆☆ 3
僕は狸だ。化けることができる。いやいや、大したことはないんだ。化けられるのは不細工な男と不細工な猫だけなんだから。……だれだよ。ダッセーとか言っている奴は。そうだよ。ダサいさ。でも、僕はこれでいいんだ。人をだますのは好きじゃないし、不自由もしていないから。
ところが、そんな僕の平安な日々を乱す出会いがあった。ああ、千夏ちゃん!
僕は君と話がしたいよ。でもどうやって? なんとか不細工男に化けたところで、話しかける勇気も出ない。そもそも君をだましたくはない。こんな僕の気持ちを、どうしたら君に伝えることができるのだろう。
※この作品は自ブログにも掲載しております。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:現代
舞台:未登録
雰囲気:ほのぼの
展開:未登録
その他要素
注意:全年齢対象