評価:★★★★☆ 3.5
「ーー私は天堂鼎と言います。先輩、付き合ってください!」
それは人生を脅かすほどの大事だったーー。
ゲーム大好き、人見知りで親友が居ないと基本一人の俺、高山朝日は、二年生へ進級して約三日後にラブレターを下駄箱で見つけてしまう。
イタズラと思い手紙、そして一緒に入っていた袋を開けーー女物の純白パンツを見つけた。
パンツを返すつもりで、布を片手に指定された屋上へ行くと、ーーそこには一目で分かる美少女が待っていた。
「ーー私は天堂鼎と言います。先輩、私と付き合ってください!」
「……すいません! お断りします!」見た目は美少女、中身が異常者、しかし何でもできちゃうオールマイティなヒロインと、ゲームは得意、ある程度運動できちゃう、節約の天才である主人公。
追い掛け続けるヒロインと、逃げようとして捕まるもめげない主人公ーーどちらがかつのか!そんな馬鹿二人の、ありそうでない恋愛劇。
※長編ではないので、終わる時はあっさりと終わります。
完結しましたら、新作を書きますのでその際は是非新作も読んでください。
注意:R15
所謂、学園美少女ヒロインが極々平凡な主人公に、ストーカー張りの行動力で落としにかかるお話。もうね、ヒロインが好きになったきっかけとかどうでもいい(?)んですよ。頑固一徹の主人公がどうやって堕ちるのか。そして、このシチュエーションを読者が如何に楽しむかですよ!他のお話にも似たシチュエーションがありますが、今回の主人公の拒絶っぷりは酷い。目的と手段を間違えるくらい酷いので、当然泥沼になります。意味がわからない方!1話目から読んでみるとわかります!