没落令嬢は侍女として侯爵吸血鬼の重愛に囚われる

姉が公爵令嬢から王太子を寝取ったことで公爵家の怒りを買い、挙げ句王家にも疎まれ家が没落したルネリアは平民へと落ちてしまう。仕事を探すルネリアだが、王太子を寝取った姉を持つルネリアを雇おうとする者は一人もいなかった。しかしあるとき国の最果てに領地を構えるメアロード家当主から侍女としての求人が届く。それはルネリアを示しているとしか思えない条件で、ルネリアは早速メアロード領へ向かうが、そこで当主からかけられた眼差しは酷く冷たいものであった。が、当主の言葉と行動はルネリアを甘やかし溺愛するような過保護なもの。当主と穏やかな日々を送るルネリアであったが、ある時当主が吸血鬼であることを知ってしまい……。

※他サイト掲載あり

一年ほど前に短編と連載で投稿し、更新していたものをいたものを書き直しています。
元タイトル　【連載版】没落令嬢は侍女として愛執貴族の重愛を受ける ～元の契約改定って本当ですか!?～

※某登場人物は中盤から長々と喋り出します。