評価:★★★★☆ 4
誰もが6つの魔法を使える世界。五体六法満足に生まれなかった者は「魔欠落者」として蔑まれていた。エイルは収納魔法しか使えない重度魔欠落者として、母親を殺され、父親に売られる。しかも、唯一使える収納魔法さえ、収納力が大きいだけで、状態維持や時間停止効果のない出来損ない魔法だったた。そのため、売られた先の店も追い出されてしまう。そんなエイルは、魔欠落者の少年ルークと出会い「魔欠落者が幸せに暮らせる国造り」を始める。
補足:収納魔法には伝説級モンスターが住み着いたようです。それから、収納魔法は収納以外にも使い道があるようです。
【注意】前半陰鬱とした展開が続きます。徐々に収納魔法チートへ移行します。
【注意】完結検索でたどり着いた人は読まないでください。理由は最終話。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:ざまぁ
注意:残酷な描写あり
誰もが6つの魔法を使える世界。五体六法満足に生まれなかった者は「魔欠落者」として蔑まれていた。そういう世界の話です。貴族であろうが、たとえ王家の産まれの人間でも「魔欠落者」であれば差別され蔑まれ……迫害されます。五体六法揃って産まれた人ですら、怪我や病気で「満足」でなくなると社会から切り捨てられます。そんな世界で育った「魔欠落者」である主人公が仲間と出逢い、出来ないことを悲しむのでなく、出来ることを工夫して協力して生きていく話です途中まで読んだら、廻りを見廻して見てください!自分を見直してください!「俺なんて、私なんて……」と言う方も多いでしょう。あなたも物語の登場人物のひとりになったつもりになって、生きていきましょう(*゜▽゜)ノ文部省さんよ!こういうのを課題図書にしろよ