まおよめっ！～幼馴染が実は魔王で本当の聖女は私だそうですが、何も知らないままに求婚されました～

かつてこんな聖女ヒロインが存在しただろうか？魔王城からの使者を返り討ち！ベッドを空に飛ばす！相手が魔王だろうが女神だろうが頭突き！元気いっぱい、爽快聖女。強いのに、恋愛に関してヘタレな魔王（わりとスケベ）。そして周りを取り巻く個性豊かなキャラクター達が織り成す、笑いあり、涙ありの冒険活劇！100万文字なんて、あっという間の楽しい旅だったよ……。

他の皆さんのレビューは読み手としての内容に触れているので、私は書き手としてこの作品の印象でお送りします・ストーリーの面白さ・基本的な文章力・伏線を散りばめた構成力・心情の表現力・句読点の付け方・改行の仕方・空白スペースの使い方全てが10点満点を与えられるであろう、稀にみる高レベルな作品です例えば、『なぜ、自分の作品は評価されないんだろう。もっとポイントが入っても良いはず！』と思っている方はこの作品を読むことをオススメします作品としての基本的な性能が段違いだからです書き手からすると、この作品を読了したあとには無性に自分の作品を改稿したくなります(私はなりました)この作品を読めば必ず、このレビューを読んでいるあなたの作品は一段階も二段階もレベルアップするはず自分の作品に足らないところをきっと見つけ出してくれる、お手本のような素晴らしい作品です

初レビュー書かせて頂きます。タイトル通りの、魔王と結ばれるレフィアと言う女の子の物語。一般的な村娘として育ったレフィアが、連れて来られたのは魔王城。そして、告げられる魔王との結婚。幼い日に居なくなってしまった幼馴染への密かな想いを押し込めて、魔王の嫁となる決意を固めるレフィア。しかし、侮るなかれ！このレフィアはただもんじゃねぇ！！魔王の側近からの嫌がらせや人属からの刺客……無茶な事にも首を突っ込み、やりたい放題やらかして魔王を良い意味で苦しめていきます！でも、全てが思い通りにならないのが、この作品の醍醐味！！緻密な心理描写とセリフまわし。伏線回収の巧みなストーリー性。ポップで爽やかな感じな読みごごちながら、胸をえぐってくるような号泣必須な物まで、全てが一本の線に繋がるのは圧巻の一言！これを、今読まないでいつ読むのか！？それは、今でしょ！！是非！ご一読ください！！

この物語は、格好よくて気持ちのいい性格をした主人公が引っ張ってくれます。この物語には色々な側面から読める魅力があります。人と人の繋がりの面から友情や仲間の話を読むのが面白かったり、恋愛小説として、魔王様と主人公の進展具合やかけあいにやきもきしたり笑ったりしながら読むのが面白かったり、物語に登場する多くのキャラクター達の戦いに、胸を熱く、心を躍らせながら読む面白さがあったりします。男性・女性共に読みやすい話であり、話の運びが考えられていて、飽きることがありません。この物語は、読んでいて元気をもらえる作品です。

まおよめっ！～幼馴染が実は魔王で本当の聖女は私だそうですが、何も知らないままに求婚されました～このタイトルから、ひょっとすると恋愛物を想像するかもしれません。確かにその要素は十分あります。ただしそれがメインではありません。ある日突然、誘拐される形で魔王城へと連れてこられた主人公、村娘のレフィア。彼女はなんと、顔も名前も知らない魔王から、いきなり求婚されてしまいます。何故魔族の王が、人間の、そしてただの村娘を？ もちろんそこには深くて軽い、魔王の事情がある訳で……。と、ここまでなら恋愛王道？ ですがレフィアは違います。自分に絡む陰謀を暴き、平和裏に解決したところから、徐々に大きな陰謀へと巻き込まれ、その解決の為魔王を巻き込み、やがて二人は……。時にコメディー、時にシリアス。魔王の嫁は今日も煌めきます！人前で読む時はご注意を。

村娘のレフィアは魔物に誘拐され、魔王城に連れ去られます。なんと、かわいそうに……レフィアは己の不遇に涙し、勇者の助けを待ちわびま……せん。「無礼もクソもあるか！ このスットコドッコイ！」ははは。コレってふつーの村娘が吐くセリフじゃ無いよね？そうです。われらがレフィアは、そんじゃそこらの娘っ子じゃございませんっ！幼いころから野生の猪を狩っていた狩りガールです。囚われの身なのに、魔王城の騎士相手に剣の稽古までします。友だちがさらわれれば、城をこっそり抜け出して助けに行こうとします。はあ！？ ちょっと待てっ！ そもそもお前がさらわれたんじゃなかったのか？まあ、細かいところは気にしないでください。乙女の矜持を甘く見ないでください。誰が呼んだかイノシシ娘。オホホホ成分５割増し。実際のところ、本作はすごーく王道なファンタジーです。

『ネットレビュー大賞応募レビュー』勝気で前向き、その上で破天荒なヒロインを見ていると、千鳥かなめに性格がそっくりでした。そして、そう思うと不思議な物で魔王様についても、相良宗助に見えて来ます……。魔王様は職務に忠実で戦闘や内政ではとても優秀。しかし、私情が絡むプライベート方面ではポンコツ。読んでいてフルメタル・パニックを思い出す場面も多く、勝手に懐かしさを感じながら読み進めてしまいました。舞台は鉄の科学が支配するミリタリーの世界では無く、剣と魔法が支配するファンタジーの世界。それでも、魅力的で個性的な登場人物を見ていると、フルメタル・パニックと同じ様な楽しさを感じます。フルメタル・パニックを知っていなくても楽しいですが、知っている人は違った楽しみ方が出来るかもしれません♪

このお話は魔王が幼い時に隠れ住んでいた村で出会った少女と、魔王城で再会するところから始まります。 この少女が主人公のレフィアです。このレフィアであるからこの物語は進んでいけると断言出来るほど男前です。 艶やかな亜麻色の髪をした美しい女性、村の男達が一度は憧れる存在なのに男前なんです。 そんなレフィアが魔王の嫁にと、魔王城へと連れて行かれます。 何も分からず連れて行かれたレフィアが大人しくしている訳もなく、何も問題が起こらないはずもありません。 そしてレフィアは更に男前になっていくのです。 そしてレフィアの視点で進む物語は、心理描写も上手く読みやすいです。 キャラクターも個性のある人達が出てきます。 現在160話まで進んでおります、私のお勧めできる作品です。みなさん、連休のお供に如何ですか？

ネットレビュー大賞 応募レビュー 主人公は魔王の花嫁として連れてこられた、ただの村娘…のはずのレフィア。 しかし本当は本人も周りも気付いていないが聖女だったり、魔王様は実は昔同じ村にいた年下の男の子だったりして、お互いそれらを知らずに色々と事件が巻き起こるドタバタした雰囲気でポップな感じで進んでいくラブコメディ、と思いきや２章３章と読み進めていくと…… 一言でこの作品を評すると王道――これに尽きます。 必ず全てのエピソードに救いがあるわけでなく、そこは賛否が分かれそうなところですが、それらを糧に成長する主人公たち、そして散りばめられていた数々の伏線が回収されていく爽快感。これらを繊細な描写で描かれていく様は圧巻の一言。 是非どっかりと腰を下ろし、じっくりとこの世界観に浸りながら読みたい。そんな作品です。

物語をざっくりと評させて貰えば、人間達の世界で身分を隠して育った魔王とその幼馴染の村娘のじれったい恋愛物語でしょうけれど、その心情描写などが非常に面白い。コメディ調かつ、時には真面目に様々な人物の想いが描かれており、ヒューマンドラマのジャンルでも通用しそうですね！特に主人公のレフィアの快活で豪快な様は心地良さを感じます！！女性で此処まで熱い性格の主人公は少ないのではと思います。様々な総合的要素をうまく取り入れたバランスの良い作品です！！