評価:★★★★☆ 4.1
『ラインヒルデ・エミーリア・フォン・ヴィッテルスバッハ、貴女は自分の犯した罪について、どう思っているのか?』
『殿下、わたくしはその方に、何もしておりません』毒殺に丸焼き、一家揃って仲良く処刑、邪神に頭から食われるなど、ラインヒルデは『ツンデルお嬢様』としてこっちの界隈では有名な、恋愛ゲームのキャラクターだ。ツンデレ、ではない。ツンデル、である。そんな彼女に生まれ変わった私はどうにかして生き残ろうと、準備万端調えた上で、婚約破棄付きの断罪のち投獄後行方不明という、一番希望がもてそうな末路に自分から突っ込んでいったんだけど……。
※2019.9.9 余話「もうツンデない私とトーマさんの新婚生活」を追加しました!
時代:未登録
舞台:ゲーム
雰囲気:未登録
展開:未登録
この物語の主人公は題名の通りツンデレじゃなくてツンデルお嬢様!まずタイトルで笑わせて頂きました。そして話を読んでなるほど納得。彼女は正真正銘のツンデルお嬢様でした、はい。(ノД`ll)お嬢様の詰み具合が…うん、言葉が出ない。もうね、四面楚歌ですよ、どの選択も死亡フラグが立っているんですもん。だがしかしお嬢様は諦めない!転生してから死亡フラグ回避のために全力を注いで10年間!お疲れ様です!!恋愛パート?ではツンデルお嬢様がとてもかわゆいです。この小説は婚約破棄、異世界転生そして異世界転移?ものです。好きな方にはオススメです。後味も悪くない結末でハピエン好きにもオススメ!※ちょいネタバレ含む序盤で王子と国王、そして宰相様の腹に拳を埋めたくなりましたが、読み進めていくうちにお嬢様が幸せを掴み始めたのでその気持ちも薄れました。だがしかし牢獄のヤツら、お前等は許さん(笑)