評価:★★☆☆☆ 1.5
ファンタジー。
巨大な二本の剣を使い、巨大なモンスターと戦う男、『牙』の物語。
巨大なモンスターは『特殊能力』を持っている。
そんな巨大で、さらに『特殊能力』を持つモンスターを、小さな人間がどうやって倒すのか!?
そこに、この作品の面白さを集約させたい! と思っています。
シリーズ化しやすいように副題をつけてみました。
時代:未登録
舞台:異世界
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
完結日:2011年9月10日
作者:ストレッサー将軍
ファンタジーを読んだのは初めてでしたが、スラスラ読めました。ボク的なファンタジーのイメージは……・何か横文字の登場人物がいっぱい出てくる・色々な設定に縛られる・覚えなくちゃいけない事がハチャメチャに多い・ザコキャラと戦う事でレベルアップする過程を延々と読ませられる・何度も読み返さなくちゃ理解できない……みたいな感じでしたが、それらが一切なく、本当にスラスラ感満載です。個人的には途中から面白くなっていく【用語解説】が好きで、『これぞタコキ作品!』という色はきちんと取り込まれています。物語とギャグ(用語解説)の間に壁があるので、物語は物語で楽しめるし、ギャグはギャグで楽しめる、新感覚ファンタジーと銘打ってもよろしいのではないでしょうか。繰り返しますが、ボクは普通感覚のファンタジーを全く知りません。