評価:★★★☆☆ 3
約五百年前の大航海時代、中央アメリカの地で栄えていたアステカ帝国がスペイン人の侵略者により滅亡へと追いやられた。その際、アステカ出身ながらもスペイン人に協力し、祖国を敵に回して戦った女がいた。その名をマリーナという。
アステカ滅亡後、スペイン軍の指揮官エルナン・コルテスが秘密裏に進める邪悪な計画を知ったマリーナは、幼い息子を連れて逃亡する。しかし未開の地に踏み入ったところでコルテス率いる追跡部隊に追い付かれ、殺害されてしまう。
それから五百年後。極東の地の田舎町に建つ小さな教会で、マリーナは少女の頃に戻った姿で目覚めたのだった。