評価:★★★☆☆ 2.5
中学校の卒業を間近に控えたある日。
中学校でいじめにあい、先生にも見捨てられどこの高校へも合格しなった私は、逆恨みから、同じクラスの女の子を待ち伏せして殺してしまう。
そのあと自分も自殺したが、気が付いたら、知らない病院のベッドに寝かされていた。
その体をよく見ると、同じ年齢の女の子に作り替えられていた。目の前に座っていた愛子という女子高生は自殺した私の体を拾ったのだから、どうしようとも私の勝手だという。
愛子は、私の体を利用して、東京という街を破壊する計画を立てていた。私の頭には、小型核融合爆弾が埋め込まれ、それがさく裂すれば、半径100キロメートルは一瞬にして廃墟になるのだという。
そのためには、まずは私を東京へ送り込まなければならないけれど、この時代の東京は、優秀な人間しか行くことができなくなっていた。それで、愛子は私をとてもかわいくて賢い女の子に作り替えたのだという。
たしかに、私の容姿はとてもかわいかったし、頭も性格も良くなっているとおもう。
私は、女子高生のさくらとして、東京から遠く離れた雨根村の高校に通いながら、東京の清風高校への編入試験を受験する。私は見事にそれに合格して、東京で、愛子と同じ部屋での生活を始めるのであった。
※この作品は「雨根村のさくらさん」の題名で、エブリスタでも投稿しています。
雰囲気:未登録
展開:ハッピーエンド
その他要素