評価:★★★☆☆ 3
タイトル:記憶力が良いと、人生はつまらない。 ハイパーサイメシア(超記憶症候群)
【暗黒盗賊団 戦闘員クロ 前編(クロの過去編)】
オレ、クロ。暗黒盗賊団の戦闘員だ。
勝手に自分のことを語るよ。子供の頃の話だ。
オレが異常な記憶力を持っていることに気づいた親は、とある日村々を渡り大きく発展された村に連れ出した。
その村の児童相談所へ連れられ、知能検査を行った。
何処の国でも異常なものは白い目で見られる。
家族はオレの才能を周りに言いふらし自慢するような人ではなかった。家族はオレの良き理解者だった。
異常なIQをたたき出したオレを受け入れてくれた。オレの住む村に図書館はなく、村の質素な本屋にあるすべての本をぱらぱらめくってすべて暗記してしまった。
知識とは資産だ。
ある一定レベルの知識をつけるなら村の小さな本屋でいいが専門的な分野になると話は変わる。
うちは一般的な家庭で、家庭教師をつけるお金などはなかったが、
家族が、なけなしの金でオレの教育投資をしてくれた。
いくら、脳がよくても学ぶ機会がなければ宝の持ち腐れだ。
別の村に入館するだけでバカ高い図書館があることを知った家族が1度だけ連れていってくれた。
その大図書館に入館するためのカナタンを組み、返済を続けていた。当時インプットは楽しかった。
知識の海にとびこんで、手当たり次第飲みこんでいたがいまでは逆に新しい情報を極力いれたくないと思ったんだ。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
注意:R15