評価:★★★★☆ 4.2
現今の日本の社会思潮を鑑みるに、そろそろオヤジ坂という概念を提唱しなくてはいけない段階に来ていると思われるので、皆に変わってお仕置きよ!©︎林原めぐみ してゆくようなそんな感じで、オヤジ坂という概念を追求してゆこうと思う。その坂を越えると何があるのかわからない。だが、越えなくてはいけない剣呑な坂なのである。あなたの隣にも確実にオヤジ坂は存在する。さあ、一緒に考えよう。
話数:全100話
ジャンル:その他
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:R15
どうもこの作者様は怪しげな電波の送受信をはじめたようで。あとがきに入ってからのヤバさが凄い。好き勝手に書いているようで計算尽くなのか――。私には判別出来ないので、読んでみて『こうじゃろ』と思った方は、作者様ではなく、私に教えて欲しい。気になるので。笑えるけれど強烈なので、これを最高に楽しめるのは際も甘いも噛み分けたオヤジ世代、なのかもしれない……。熟年の方には共感と哀愁を。15歳以上のお若い方には『人として生きる 〜 実録! 年長者の生態 〜』(←テキトー)の勉強に。どうぞ、気になる所だけでも。特にあとがきに入ってからがおススメです。
「これはすごい! 文句のつけようもない!!」「……ん? それほどすごいとは思えないけど、良い。飽きて離れてしまうんだけど、また戻ってくる」長く良いものとして語り継がれるものには、二通りあるように感じます。”ある程度の見識があれば、誰がどう見てもすごいだろう”というものと、えっ!? これが? ……あ、ホントだ。時間が経ってみれば分かった。そんな感じのようなものです。そのうちの後者が、このエッセイの前書きではうまく言い表されていると思います。才能として、当人が長く生き残っていくのは、どちらかと言えばこっちのような気がします。感性の経験値の勝利でもありますし、自分の敗北を部分的に認めた、それ以外のものでは勝者になれる、知恵者でもあると思います。私的な意見でしかないですが……自分もそういうことを実践していけたらなあ、と思ってしまいます。