評価:★★★★☆ 4.2
夢咲町の駄菓子屋の前にある筒形の赤いポストは、限られた人と話すことのできる不思議なポスト。
名前はポーくんです。
最近は、美味しい手紙が食べられなくて、いつもおなかをすかせています。
そんなあるとき、真夜中になると決まって、おいしい手紙が食べられるようになったポーくん。
でも、そこには意外な理由がありました。
話数:全9話
ジャンル:童話
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
筒形の赤いポストのポーくん。ポーくんは特定の人と話せる不思議なポスト。夢咲町の駄菓子屋の前で、最近はいつもおなかをすかせています。なぜって?美味しい手紙が食べられなくなったから。最高に美味しいのは、一生懸命に書かれた手紙やハガキ。しかし最近は手紙を書く人も減って、滅多に美味しい手紙にありつけません。そんなある日……。郵便局で集配の仕事をしている谷沢さんとのやりとりにほっこりしたり、おばあさんを思うシーンでは涙ぐみます。このお話には、「人生、辛いことがあっても頑張っていればまた良いこともある。諦めないで前向きに進んで行こう」という思いが込められているように感じます。登場人物がみんな優しい。お互いが思いやりをもって接している、素敵なお話です。ぜひ読んでみて下さい♪