王妃様の勘違い～その真実の愛、陰ながら応援しますわ！

アンジェリカは北にあるとある小国の第５王女で、この大国には王妃として嫁いできた。
正直に言えば、国力に差のある国との結びつきは青天の霹靂とも思える縁組。
どんな扱いを受けるのかと戦々恐々としていたけど、彼女を待っていたのは過剰なほどの甘い囁きに、愛を告げる眼差し。

国王であるルーカスから向けられる温かい感情に理由がわからず、戸惑いばかり。戸惑いながらも、あらゆる悪意から守るルーカスにちゃんと向き合おうと思っていた。

その第一歩として、アンジェリカへ贈る花束を作るためにルーカスが通う温室で待っていると――。

護衛騎士と何やら言い合っている様子。
いつもと違う様子に隠れて聞けば……。

ルーカスの秘められた恋を知ってしまった。
それでようやく納得。どうやらアンジェリカは秘められた恋人たちの隠れ蓑らしい。

ルーカスには沢山よくしてもらっている。アンジェリカは決意した。
その秘められた二人の思い、隠し通して見せますわ！

◆注意事項◆
〇アンジェリカの勘違いがBLっぽいです。勘違いなので、BLではないのですがそう受け取ります。勘違いでも苦手な方は読まずにスルーをお願いします。読む方も大らかに楽しんでください。
〇お好みでない場合は無理をせず、そっ閉じ対応でお願いします。
◆注意事項◆