評価:★★★☆☆ 3

雨が好きだった青年、水守春は、泉を御神体とする神社の息子である。
氏子もいない名ばかりの神社ではあったが、毎年、夏になると御神体の泉に御神酒をささげていた。高校生になった春は、その泉で、異世界から来たという巫女と出会う。
まほろと名乗った巫女は、人間が住む世界の内側にある、水と風の世界の住民だという。二つの世界は十二年に一度、七日間だけ繋がり、その間、巫女は水守の男子のもとにいる。そのことに危険はない。それが役割だとまほろは説明した。
しかし、春の父親は、前回巫女が来た十二年前に死亡している。まほろはその理由に口を閉ざすが、春の叔父が保管していた父の手記に、その理由が記されていた。
巫女は、人の祈りを糧に、水と風を操る力を発揮する。しかし時代の移り変わりとともにその祈りの力は削がれ、命を以て代用している状態になっていた。次に命を落とすのはまほろであると知った春は、それを阻止するために奔走する。


話数:全6話
ジャンル: 

登場人物
主人公属性
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象