評価:★★★★☆ 4.3
どこから読んでもだいじょーぶ!!
斬れ味抜群!
一話完結型の聖剣ギャグコメディ!!
遥か昔、勇者王と共に悪しき魔王を封印した伝説の聖剣「エクスカリバー」。
その伝説から五百年経ったある日、魔王の封印は解かれようとしていた。
このままでは世界は厄災に包まれ、滅びの一途を辿ってしまう。世界に再び平和を取り戻すため勇者は力を求め、今聖剣を引き抜く――。
聖剣vs人類のガチンココメディをとくとご覧あれ!
短編で勢いに任せて書いた作品がランキングに載り、主にTwitterで連載希望のお声を頂いたので連載に踏み切りました。不定期という形ですがこちらも連載を開始したいと思います。
応援よろしくお願いします。
※ 残酷な描写は出ませんが、多分に教育上良くない言葉を使います。そういった言葉で気分を害される方にはお勧めできませんので、ご注意下さい。
カクヨムでも投稿してます。
https://kakuyomu.jp/works/11773540548899662362019年8月5日 延滞紳士様(@EntaiGentleman)https://twitter.com/EntaiGentleman?s=09
からファンアートを頂きました。
ありがとうございます!
第1話の頭に表紙として使わせて頂きました。
話数:全6話
ジャンル:アドベンチャー
時代:未登録
舞台:ダンジョン
注意:R15
未だ嘗てここまで笑う事が出来たなろう小説はあったでしょうか。 PCを立ち上げ、大好きな牛乳を口に含みながらこの小説を読む。吹く。そして笑いながら咳き込む。仕舞いには鼻からも吹き出す。 だけどページをスクロールする指先が止められない! 止められないのです! それほどの中毒性がこの作品にはあります。 絶対に、笑ってはいけない場所では読んではいけません。電車の中などで読んだら大笑いして周囲に白い目で見られる事になりますよ? 物言う聖剣「様」が繰り出す抱腹絶倒の物語。一話完結の為、どこから読んでも大丈夫です。さあさあ読みましょう!あらすじに書いてある通り、切れ味抜群切れっ切れですよ!
聖剣と聞いた時、どのような物語が思い浮かぶでしょうか。聖剣を引き抜き、勇者となるべく旅に出る。聖剣でラスボスを倒し、勇者となる。聖剣が出てくるお話には、最低限そのような描写がありますし、読者もまた、それを望んでいる事でしょう。が、このお話は違います。そもそも、よく考えたら疑問ですよね。何故、数々の物語では都合よく目の前に誰にも引き抜かれていない聖剣があるのでしょう。村の外れの森だから?湖畔の静かな岩陰だから?嘘やん、絶対誰か1人くらい来てるはずやん。じゃあ、何故……?そう思ったなら是非覗いてみましょう!この物語の1話1話の中には、伝説の聖剣であり続けようとする、聖剣の生々しいまでの主張がこれでもかと詰め込まれています。聖剣は誰にでも扱える代物ではありません。特に、「聖剣さん」は尚更です。そう、答えはこの「聖剣さん」にあったのです。
「聖剣の祠」の試練の座に屹立し、荘厳な雰囲気を醸し出す聖剣エクスカリバー。伝説の剣を抜く為に、また新たな勇者が訪れ、剣の柄に手をかける……! その時、聖剣エクスカリバーは目覚め、厳かな言葉を発した!「何すんじゃゴラァ! 剣にとって、グリップはデリケートゾーンやっちゅうねん! もっとソフトに触らんかい、ボケェ!」 ……はい、本作はこんな感じの作品です(笑)。 威勢の良い関西弁を操る聖剣エクスカリバーこと聖剣さん。 ちょっぴり短気で、ちょっぴり言葉が悪くて、そして大分ノリがいい聖剣さんと、彼に翻弄される勇者の皆さんとの掛け合いの、軽妙なノリとテンポの良さに、あなたも魅了されてしまうことでしょう。さて、この聖剣さんの声……あなたの脳内では、誰の声で再生されるのでしょうか?小野坂昌也さん?堀川りょうさん?それとも、速水奨さんかな?それとも……?
かつて勇者によって振るわれ、魔王を倒した聖剣のその後の物語。……嘘はついてないよ?この物語は、正確にすっさまじく何のあるインテリジェンスウェポンの聖剣さんの元に、毎回様々な理由で彼を引っこ抜きにくる人たちがなんやかんやで聖剣さんを引っこ抜かずに帰ってくと言うもの。ある種の人生相談室みたいな感じ。ただしその後の人生は保証しない。1話完結式の物語で、これほどの完成度のモノは、そうそうないのでは?皆さまも、聖剣さんに会いに来てみて下さい。