評価：★★★☆☆ 3
「じゃあ、またね」
ある日、突然その場に現れた同級生の”加々地 未結”は、侵略者のようにズカズカと僕だけの世界に入り込んできた。
雨の日の神社は僕だけの世界だ。雨音が雑音を消し、湿気が心地よく僕の体を包む。
クラスの人気者の彼女が、僕みたいなクラスのモブを羨ましいと言った。真意はわからないが、僕のような人間は一般的に除け者にされる対象だ。
彼女と出会ってからというもの、僕だけの世界は無くなり、友人とは何なのかと考えるようになった。
友人なんて僕には必要ないんだと、ずっと思っていたのに――――
時代：現代
舞台：未登録
雰囲気：シリアス
展開：未登録
注意：全年齢対象