竜の巣に落ちました 完結日:2019年9月30日 作者:小蔦あおい 評価:★★★★☆ 3.9爬虫類嫌いのルナは恋人に婚約を破棄された挙句、大事な店まで奪われそうになる。彼から伝説の黄金のリンゴを採ってくれば店は考えてやってもいいと言われ、山へ探しに入ったのだが―― 蛇に驚き運悪く落ちてしまった穴は、竜の巣だった。 話数:全64話 ジャンル:ラブコメ 異世界恋愛 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 龍 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:ギャグ 展開:すれ違い その他要素 ざまぁ たまにシリアス 人化 変態 婚約破棄 溺愛 爬虫類嫌い 注意:R15 なろうで小説を読む
傲慢な元婚約者から店を守るため、黄金の林檎を求め山へ向かうルナ。その山で穴に落ちて竜のシンティオと出会って…というのが本作の大まかな粗筋ですが。良いです。読んでて楽しいです。ルナの一人称で話は進みますが、軽快な文体でサクサク読めます。ルナの心のツッコミが元気でさっぱりしてて、嫌味がないのは作者様の腕ですね。シンティオとはお互いがいいコンビで、凸凹がピッタリはまるような絶妙な距離感です。特に(少しネタバレ)シンティオは物語途中で人の姿になるのですが、価値観が人間と異なる彼の一挙一動にルナがあたふたするくだり、物理的に距離が近くなるいくつかの描写がドキドキしつつも笑ってしまう、そこがすごく好みです。ノリの良さだけでなく、さりげなくお互いの優しさがわかる描写、シンティオのヒーローらしいシーンもきちんと入っていて、飽きさせず楽しませてくれます。読むと、元気出ますよ。
爬虫類嫌いのルナは恋人に婚約を破棄され、大事な店まで元婚約者に奪われそうに。彼から伝説の黄金のリンゴを採ってくれば店は考えてやってもいいと言われて、昔、お母さんに教えてもらった山へ探しに入ったのですが、蛇に驚き傷ついた竜(シンティオ)のいる穴に落ちてしまいます。爬虫類嫌いのルナの心境とか、二人の会話、シンティオの言葉使いなど、もうツボです。更新、まだか?まだか?と毎日楽しみにしています。