評価:★★★★☆ 3.9
※第七回ネット小説大賞一次突破しました。ありがとう御座います。
※HJネット小説大賞一次突破しました。ありがとう御座います。魔王を討伐するべく結成された勇者パーティーに、ワガママだと追放された幼女。
同じく冒険者ギルドのパーティーに国から公式に認定されるSランクになった途端に追い出された青年。二人が出会う時、追い出されたパーティーを見返すべく、魔王を倒しに──行かない。
二人は、のんびりと生活したいだけなのに、次から次へと厄介事が……。「魔王? 知らぬのじゃ。それよりお菓子はまだか!」
「今、用意していますから、お皿並べてください」二人は今日も異世界スローライフを目指す!
第一部
第一章完結。
第二章完結。
第三章完結。
第四章完結。
第五章完結。
第六章完結。
最終章完結。
第二部スタート
第一章完結。
第二章完結。
第三章完結。
第四章完結。完結。
略称頂きました。「追ロリ」をこれからもよろしく。
ハイファン日間最高13位。アルファポリス、カクヨムにも投稿しております。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
勇者のパーティから理不尽な理由で追放されるお話は多いですがこのお話は少し毛色が違います。一、おやつの時間には甘いお菓子を用意する。一、同じお菓子は続けて出さない。一、毎日二時間はお昼寝の時間。一、戦闘は、一日一回。戦闘後は一時間お昼寝。一、嫌いな野菜は、出さない。食べない。一、夜寝るときは、灯りをつける。一、移動は、必ず馬車。そして、二頭立て。うん、賢者よ、これは追い出されるわ。少しワガママ気味の賢者と、穏やかな転生青年が繰り広げるファンタジーです。穏やかに暮らしたい2人は様々な厄介ごとを片付ける事が出来るのか。文章も読みやすくおススメです。是非読んでみてください!
戦闘向きではないだけでパーティから追い出された青年と我儘が過ぎて追い出されたロリ賢者は、世俗から離れて静かにくらそうと家を買ったり調理機材を調達するなどしてスローライフを満喫しようとする。しかし! スローライフを送ろうとする2人の最大の敵は巻き込まれ体質にあると言えます。例えばただの果物採集の依頼を受けただけだったのに・・・あるいはゴブリン退治に行こうとしただけだったのに・・・おまけに友の叙勲式に参加しただけだったのに・・・まるで2人にロックオンしたかのように厄介毎が駆け足でやってきます。果たして2人は厄介毎を解決し、巻き込まれ体質に打ち勝って平穏なスローライフを送る日々は来るのでしょうか?あ! 厄介毎には恋の多角関係もありそうです! そこも含めて2人の今後の関係にも目が離せないお勧めの作品ですよ!
お嬢さん、こんな砂漠に一人でどうしたんですか?え、ワガママが過ぎてパーティーを追い出されたんですか。かわいそうに……。え、お腹空いた?これ、差し上げますよ。イチゴ飴ですけど。え、一緒に来る?知らない人についていかない、知らない人の車に乗らない……「いかのおすし」を知らないんですか……?そんなエピソードにはじまり、スローライフを目指す青年と幼女(実年齢……)の物語。嫁のいらない青年(家事万能)と、さりげなく最強(大賢者)な幼女のやりとりが楽しい、でもほのぼのだけではない展開に、続きを読みたくなる!!……で、今日の夕飯は何じゃ?
追放された二人。強すぎる幼女と優しすぎる青年が報われる日は、一体いつ来るのか!そんな二人を襲う災難。二人はきな臭い出来事にどう立ち向かうのか? 作品の見どころの一つは、わがままだけど前魔王を屠った大賢者の幼女と、世話上手な青年の掛け合いでしょうか。食事の風景などは、いつか来るスローライフを期待させるもので、非常に微笑ましい。幼女のワガママも絵にかいたような子供のそれで、見ていて和むものです。追放モノとタグでは告知されていますが、主人公達は全体的にほのぼのとしており、好感が持てます。戦闘もそこまで残酷ではありません。場合によっては、笑ってしまう場面も。一言で言い表すなら、ようじょと好青年が織りなす笑い有のドタバタ日記です! ……しかし、胡散臭い連中が、物語の良いスパイスとなっています。果たして二人は、平穏なスローライフを送ることが出来るのでしょうか。幼女が好きな方は、必見です!
お巡りさん、砂漠で行き倒れていた幼女賢者を旅の青年が拾う事案が発生です!!それぞれに事情があって追放された二人は砂漠で出会い、辿り着いたリンドウの街で一緒に暮らす事に…… 果たして幼女賢者はのんびりとスローライフを送れるのか!?長く生きているけれど性格まで幼い大賢者、彼女を餌付けする青年とのコメディ調で描写されたベタ甘な展開は何処かほっこりとします。読書の秋にお勧めの作品ですので、レビューを書かせて貰いました!!