余命1カ月〜僕の最後の学生生活〜 完結日:2019年11月18日 作者:中町 プー 評価:★★★★☆ 4.3 僕こと須川 雄介は高校二年生である。 そして残りの人生は1カ月である。 最期の1カ月は無益に過ごそうと考えていた。 酒にタバコに溺れ、怠惰に過ごし終わりを迎えようと考えていたのだ。 しかし、何の気の迷いか高校に行こうと思い、そこで二人の人間に出会う。 一人はいじめられっ子の可愛い系男子である神崎 翔。 もう一人は孤高の女子高生藤原 緑である。 彼らとの出会いが僕の最後の1カ月を変えた。 話数:全21話 ジャンル:現実世界恋愛 青春 登場人物 主人公属性 男主人公 職業・種族 未登録 時代:現代 舞台:学園 雰囲気:ほのぼの 展開:未登録 その他要素 余命1カ月 日常 無気力男子 酒とタバコ 青春恋愛 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
たった一つだけ、この人生の最期に望みの夢を見られるのなら、自分はどんな夢が見たいと願うのだろう。もしもその夢で、自分の生きた意味がわかるとしたら。たった一人でいい、二人ならなおの事。何でもいい。その人の心に、自分がいなくなっても残る糧を授けられれば。それだけで自分が生まれてきたことは、意義のあることだと言えるのではないでしょうか。たとえその人生が、多くの犠牲の上に成り立っているものだったとしても。死ぬ瞬間まで誰かを想う、それがもっとも賢く有意義な生き方なのではないでしょうか。
自分は今の自分の現状でいいのか毎日悩んでいます。毎日仕事して家帰ってスマホ触って飯食って寝る、この繰り返しです、休みの日もほぼほぼ似たようなもので、寝る時間とスマホを触っている時間が伸びている感じです。そんな日々を過ごしている自分ですがたまにとてもいい気分で心が穏やかになる時があります、それは今回、貴方の作品に出会った時です、心の底からありがとうを伝えてさせてもらいます再度ありがとうございますこのような作品を書いてくれて
主人公は何故か余命1カ月だと知っています。その1カ月の間に、主人公が何を考えて、どんな行動を起こすのか。主人公の心理的葛藤や、人を思いやる気持ちが本当に素敵です。そして主人公の影響を受ける人たちの存在。これは主人公だけの物語ではありません。周りの人の成長物語でもあります。読んだ後には切ないけれど、温かいものも胸に残してくれる、そんな作品だと思います。私の拙い文章では表現できないほど素敵な作品なので、是非お勧めしたいです!
私はあまり考えない人です。まず、死について考えてもなかなか想像出来ないし、きっと技術進歩してなんか身体の細胞全部取り替えたりできるようになって無限の命を人類手にするか、安楽死するかで苦しまないで死なないかなぁ?ってこと考えるくらい。死ぬ前はやりたいこと全てやりたい!とか考えてみたりするけどじゃあ具体的に何やりたいの?って聞かれたら、漫画読むとかテレビ見るとか美味しい食べ物食べるとかありきたりなことしか思いつかないですからね。この作品は余命が一カ月しかないとなぜか分かってしまった主人公が、残り一カ月なにするってなって学校とりあえず行ってみるか、って考えることから物語が始まります。主人公とその周りの人達の葛藤がとても巧みに表現されていて読んだ人はきっと感動せざるを得ないかと思います。