恋の天使珍想狂（レアンタジー）

私、恋のキューピッドのピエロットよ。
生みの親大天使ガブリエルに命じられて、難しい案件、伊賀野俊三五十四歳と、樋口巴四十二歳をくっつけることになったの。
アラフォーアラフィフの初恋物語よ。作者もかなりの隙間に目をつけたもんだわね。ゴマ粒か食べこぼしほどの小さな的狙っていったもんだわね。ネタ詰まりしたのかしら？（ぎくっ）
どんなものだって、天使に任せればお手のもの。運命のいたずらを引き起こして、徐々にくっつけていくわよ。けど、思ったよりこのこじらせ連中ってのは、根は深いわね。
このピエロットさん、やってやったわよ。え？何したって、このくだらなさと冗漫さがいっぱい詰まった長ーい文を読んでくれたら・・・もとい、ドラゴン出したり、爆発起したり・・・そうじゃない。ああ、こんなところで言えるわけないわ。なんともビミョーになってしまったもんだから。
でも、やっぱり最後はめでたしめでたしよ。
アンハッピーエンド？ないない。この二人には高みの極み過ぎて無理ですから。
お次は、私が美男子とデートをするわ。仕事の間に運命の恋の相手と出会っちゃったもんね。
ちゃんとした天使になるまで、仕事しなきゃ。でも、自分の恋も精一杯しなきゃ。やってくわよ。私は頑張るわ。