評価:★★★★☆ 3.8
どこにでもありそうな地方の公立進学校。主人公の高瀬瑛斗<たかせえいと>は間違った高校デビューのせいで未だにクラスに馴染めないでいた。そんな時、ひょんなことから同じクラスで、学年でも有名な美少女、家入恵茉<いえいりえま>と出会ってしまう。高瀬とは違った意味でクラスに馴染めていない恵茉と二人でミステリ研究会を勝手に設立する。高校生活の中でギリギリ起こりそうな問題を、些細なアクシデントを勝手にナゾだと決めつけて、身勝手な推理ショーを始める恵茉に振り回される。そんな小さな高校生活を楽しむ、少しの推理要素を纏った学園青春恋愛小説(希望)。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
その他要素
注意:全年齢対象
どこにでもありそうな地方の公立進学校。 この物語の主人公は間違った高校デビューのせいで未だにクラスに馴染めないでいた。 学年でも有名な美少女、家入恵茉(因みにクラスメイトである)と出会い、二人でミステリ研究会を勝手に設立する。 些細な不思議を盛大なミステリーへと昇華させ、推理ショーを始めるヒロインに振り回される主人公が、なんだか残念でもあり……、羨ましくもある……。だけど、頼もしく思える時もあったりするのだ。 著者さまご自身は、少しの推理要素を纏った学園青春恋愛小説と、あらすじに記しているが、なんということだろう。簡単な推理なのに、わたしは妙に納得しているのだ。 捻り過ぎてない答、それがミステリーとして素敵な余韻を残すのかもしれない……。 このミステリー、実に、おもしろい!