評価:★★★☆☆ 3

笑いなんて要らない。残酷な笑いの場『大将』という男が管理する暴力による笑いに支配されたクラス。それを観察する女『毒虫』。そして笑いの場の要、いじられ役の男『ピエロ君』。それらを見据える笑いの場の象徴『ピエロマスター』。毒虫はピエロ君と関わり、その行動に疑問を持ちつつも惹かれていく。だが、ピエロ君は笑いの場を盛り上げる為に切腹し、毒虫は絶望する。その際ピエロ君のもう一つの人格『裏ピエロ君』が降臨、笑いの場が狂喜に包まれる。裏ピエロ君と対話した毒虫は一生付きまとう笑いという感覚を許せず、ピエロマスターを殺し、世界から『笑い』を消す。だが笑いはおろか感情の無い世界に毒虫は退屈し戻って来る。入院したピエロ君と入れ替わるように笑いの場を救う再生者『芸人』が転入し、クラスの笑いの場を改善し、見事再生。だが、ピエロ君の全てを無かったように振る舞う芸人とクラスの皆が許せない毒虫は復習を決意。芸人を殺害し再び狂喜に包まれたクラスに裏ピエロ君が再降臨。そして芸人は霊体のまま大将の肉体を乗っ取りお笑い対決を申し込んでくる。既に異界と化したステージでは笑いの場に飲み込まれて同化した魂達が審査員として場を埋め尽くしていた。芸人はクラスメイトを巻き込んで結成した芸人劇団でミュージカルから魂達と一緒にライヴし場を一つにした。その混乱の中、毒虫は芸人の過去を垣間見、笑いを作る者達の冷酷さに言葉を失う。そして毒虫達はかつての自然な笑いを取り戻してもらおうと鎮魂歌を紡ぐ。救済された魂達の涙で場は水没、抵抗する芸人は水面で毒虫達と対峙。だが笑いの場はそれを許さず全てを飲み込もうとする。それを大将が防ぎ、裏ピエロ君が皆を元の世界へ返した。力を使い果たした両者は消え、芸人は笑いの場の深淵へと落ちていく。全てが終わった教室では、再びクラスが狂喜に包まれようとしていた。それに果敢に防ぐピエロ君達。いじられ役は終わらない。2009年着想、2014年4月完成。対象ユーザー:クラス、職場に1人はいるいじられ役。注意点:いじめの描写がかなり胸糞なので覚悟をもって閲覧して下さい。


話数:全26話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
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職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素