評価:★★★☆☆ 2.5
私は小学生の頃、独り近くの遊園地に行った。しかし私はその敷地の外れに在った、冬で水の抜かれたプールを何故か見たいと思った。そしてそこに行くと、建物の端にネオンが明滅するゲームセンターを見付けた。私は独りゲームをしていたがやがて怖くなり、早々に家に帰ってしまった。
今、私は思い出して考える。あの怖さとは一体何だったのか。それはもしかして、他人が興味を持たないものに絶大に惹かれてしまう自分自身を怖いと思ったのではないのだろうか。
話数:全2話
ジャンル:純文学
時代:昭和
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象