オッサンと女子高生 完結日:2019年12月20日 作者:しろきち 評価:★★★★☆ 4.2「ねぇ、私が主人公の小説書いてよ。」 深夜のファミレスで突然かけられた言葉。好きで小説を書いてるだけのただのオッサンが 戸惑っているうちに、彼女は返答を迫る。 「で、書くの? 書かないの?」 なに言ってんだ、コイツ? なんて返してやろうか、この失礼なお嬢さんに… 話数:全20話 ジャンル:現実世界恋愛 登場人物 主人公属性 男主人公 職業・種族 未登録 時代:現代 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 おっさん 学園 年の差 日常 純愛 注意:R15 なろうで小説を読む
「ねぇ、私が主人公の小説書いてよ。」深夜のファミレスで暇を持て余した女子高生”ミツハ”が小説を書こうとPCと睨みあっていたサラリーマンのオッサン”カクさん”にこの一言を告げたところからこの物語は動き始めます。バイクと古いロックをこよなく愛し人生経験からくる蘊蓄と説教が好きで、渋く、ちょっとした過去を持つオッサン。好奇心旺盛で聞き上手。健気に一生懸命に彼の蘊蓄を聞く聞き手役の女子高生。彼は健気で一生懸命な女子高生に、自分の娘の姿を重ね合わせ、世間体に悩みつつも、精一杯彼女に、色々な言葉を伝えます。基本はこの二人の世代間交流を中心とした会話劇となります。知る人ぞ知るロックミュージシャン達の名台詞や、かつての名曲を思わせるギミックが、所々に散りばめられたオッサンと女子高生の心温まるでもちょっぴり切ない交流の物語です。
「オッサンと女子高生」というタイトルから始まるこの小説。たしかに良くない雰囲気が漂います。かくいう私も読み始める前に「淫行条例」はたまた「青少年健全育成条例」というキーワードを思い浮かべました。それは断じていけないことであります。私は正義感から読み始めました。何かいけない事が発生したら運営に通報してやろうと。さて読み終わりました。結論「オッサン」は男から見てとても好感がもてます。逆にfu◯kです。そりゃ「女子高生」もホレるわ。男から見て本当にクズな男、下らない男というものはいるものです。現実では絶対に「女子高生」の真似をしてはいけません。書き方も会話文が多く、とても読み安いですよ。本当のイイ男とはどういう男か。ぜひ読んで貴方の感想も聞かせてください。追記)「女子高生」の感性も素晴らしい。キュンキュンしました。オジサン方にもオススメです。