評価:★★★★☆ 3.9
セカンダリ・ロール(Secondary Role): 助演、脇役、二次的要素、サブシナリオ などの事。
自分に何もないなら、考えろ。
コミュニケーションに悩む人へ贈る脇役の物語。
見目麗しく心も優しいが、欠点も多い。そんな主人公になるために生まれたような美少年。
誰もが振り返る容姿に、長く美しい黒髪を揺らす元気の塊。ヒロインになるために生まれたような美少女。そんな二人の幼馴染の関係は少しずつ動き始めるかと思いきや、何一つ動かなかった。
原因は恐らく、三人目の幼馴染。コミュ障で十人並の容姿、オタク、内弁慶、マイナス思考。そして、他人を優先してしまう脇役根性。
だが、その卑屈な少年がもっと問題のある少女と出会った瞬間、何かが変わり始める。
問題のある三人の幼馴染と、問題のある少女、そして問題ある親友達と共に、自ら学んで成長する、セカンダリ・ロール(脇役)が主人公の青春恋愛物語のセカンダリ・ロール(サブストーリー)。
※劇中にちりばめられた意見は作者個人の見解です。
※他サイトに並行掲載中です。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:学園
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
主人公は普通の男の子彼を、彼足らしめんとする存在が特別すぎた誰もが振り返るほどの美少女(超凶暴女)皆が熱い眼差しを向ける優しく名目秀麗な男子(ポンコツ)二人の間に常に立ち、ともすればオマケとすら見られるだから誰も気付かない。彼の存在が有ったからこそ二人の存在は特別足り得た事に最高の3人組だった。少女が美男子を意識し始めるまでは。ずっと一緒だと思っていた。少年が、少女と美男子との間で弊害となっている事に気づく事さえなければ絶妙な関係は一人の女の子が現れる事で移り変わっていくまだ誰も気付かない。少年に、二人がどれほど依存していたかと言う事を正直でいる事、さらけ出す事。自分らしくある、相手を想う誰かと共に生きていく。その為に行動に移す。それが実はとても難しい万人受け作品ではないですが、好きな方も必ずいる筈。そんな方に読んで頂きたい知らないのは勿体無い