評価:★★★★☆ 4.4
ローザは、その美貌と慈愛深さで知られる伯爵令嬢。しかし実際は、薔薇愛、つまり男同士の恋愛に妄想をたぎらせ、己の萌えを追及しまくる貴腐人であった。
そんな彼女の夢は、修道女となって「聖書」を記し、大陸中に薔薇愛を広めること。
未来の出家に備え、修道院に寄付したり(賄賂)、識字率向上に努めたり(布教の下準備)、領民のために腐葉土を作ったり(腐らせるのが得意)して過ごす彼女だが、十四歳のある日、異母弟のベルナルドと出会ってしまう。
彼こそは理想の「受け」、千年に一人の逸材だと断定したローザは、「ベルたん総受け計画」を策定し奮闘。しかしその腐りきった振舞いはことごとく高潔な行いと勘違いされ、王子や王女、さらには異国の王子まで巻き込んで、国中に影響を与えることとなり――?
貴婦人の中の貴婦人、高潔と慈愛を司る「薔薇の天使」とあだ名された、ローザ・フォン・ラングハイムの物語。
話数:全39話
ジャンル:異世界恋愛
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:勘違い
その他要素
注意:R15
ヒロインは貴腐人である。それはもう、貴腐人の鑑である。そして、ヒロイン以外の登場人物たちにとっては貴婦人である。それはもう、貴婦人の鑑である。(厳密には婦人ではないが、貴き身分の淑女であることは事実である)煩悩と欲望と妄想と理想そして盛大な勘違いと腐ォースが織りなす、一大スペクタクル!貴腐神の脳内を覗く、絶好のチャンス!大丈夫!腐の世界は楽しいよ!みんなおいでよ!ほ〜ら!読みたくな〜る、読みたくな〜る!(洗脳)
なるほど、発想の革命を起こそうという貴腐人ともなると、考え方が飛躍して異世界の概念させ発明してしまうという具合、とにかく腐らせてみようという考え方から始まり、その力は腐葉土に生かされて、表向きとは裏腹に、徐々に狙いの物の為に渇望する心の行く末は、 とにもかくにも念願叶ったら、あとはひたすら突き進む見た目とは違ってバイタリティあふれる主人公なので、安心して読み進められることは確か、色んな考え方の楽しみが増えるというものです。
これ、ふじょし導入本?かな?あっし、腐耐性低いつもりで、避けてたのだが、、、ついよみきっちゃったょ!楽しかったよ!すれ違いが半端ないよ!笑ったし、きゅんきゅんしたょ!フジョシ、情報共有できないかと不安だったけど、「尊い」「推し」共感できるょ!(。-人-。)うっすらとかもしれぬが。腐ぱわー、すごいょ!そういう風に考えるのかー(*´∀`*)ポッ身近なところで萌えてしまいそぅ。、、、感染?、、、イヤイヤ、シテナイハズ
よくもここまで最初から最後まで思い込みと勘違いだけで構成できたものだと正直脱帽です。内容としては腐りきった性根のヒロインである貴腐人ローザはどこまでも己の欲望に忠実に生き、周りのイケメンたちのカップリングを脳内で妄想しつつハァハァビクビクしているだけなのに……やることなすこと全てが周囲からありえないほどに好意的に解釈されて評価が天元突破する話です。次から次に炸裂する超展開の誘爆に何度「マジかよww」とつぶやいたことか。特にクライマックスの怒涛の展開は目が離せません。ただ、周囲が主人公の幸せを願って行動すればするほど主人公の幸せが遠のいていく不思議。まぁ、結論から言えば、だいたい弟のせいです。読めばわかります。
――腐海。マスク無しで入ろうものなら、鼻血の海に沈む禁断の園。がっつりお住まいの強者もいるらしいが、それはネイティブだからできること。私は常々思っていた。やわらか安心設計な腐の物語はないものかと。だってガチは怖いもん。あったよここに!!『貴腐人ローザは陰から愛を見守りたい』が!本作は『妄想内でBL表現有り』。つまり実際にBLを目にすることは無いのだ。でもしっかり腐の物語を楽しめる。さらに! さらにだ!本作は腐の概念を基礎から学べる。概念は物語と共に発展していくため、読めば自ずと腐に順応できてしまうのだ!こんなありがてぇ物語の主人公は貴腐人ローザ(14)。彼女の夢は出家してからの『修道院BL執筆生活』。勿論「BL」はあなたが今思い浮かべた意味ではない。この世界で「それ」に近い概念は、まだ彼女の脳内にしかないのだから。――彼女に続け!
本日ご案内させて頂きます、黒うさぎと申します。これからご案内する作品を、「黒い太陽(作者)が、腐った大地に咲きほこる特定植物以外を枯らして行く話でしょ?」「生まれ変われたら、仲の良いイケメンの周囲に漂う埃になりたいと思う様な、慎ましい人の話?」等のご想像をされたお客様、残念ながら否定させていただかねばなりません。この作品は、1人の少女が漲るパッションで新しい世界を切り開き、その感動を伝える為に努力を続ける。そんな胸の熱くなる、サクセスストーリーでございます。感想欄で、滾るパトスを開放する感想師に共感できれば、更にお楽しみいただけると存じます。騙されたつもりで、ぜひ一度お読みください。読了後に、1人でも多くのお客様がブックマークへご登録いただき、感想欄へ「詐欺だ!詐欺だ!」と絶賛のメールをいただければ、感想欄の片隅で生息する感想師として望外の喜びにございます。
勘違いものなんて、大作をひとつ書けばネタが尽きてもおかしくない。なのに、中村先生の作品はいつも新鮮な笑いと感動を呼び起こします。ローザに心揺さぶられる周囲の人間の感動話と、その周りの人間にひたすら悶えまくるローザによる熱い萌えと、そんなギャップから生まれる秀逸な笑いと、仲間のいない孤独な世界を独りで開拓し続ける冒険譚。一口で二度美味しいどころか四度も美味しいなんて、あると思います?それができるのが、中村颯希という作家なのかもしれません。腐っていない方々、是非、この至高の笑いと滲む感動に浸ってください。腐っている方々、是非、この至高の笑いと滲む感動と潜む萌えと溢れる共感に浸ってください。きっと、読んだあとにもニヤニヤできる、そんな作品です。
お客様に迷子のお知らせをいたします。貴腐(高貴なる腐敗)人が、サービスカウンターで道連れ様をお待ちです。お心当たりのお客様は、サービスカウンターまでお越し下さいませ。繰り返しお呼び出しを致します。びぃえるからお越しのお客様、貴腐人がお待ちでございます。本日も、繊細で複雑な芳しい甘美な世界にありがとうございます。ふふふ(腐腐腐)
レビューはどこ、どこで書けるの。この尊さ、素晴らしさを刻まなければ!と思えば思うほど語彙力を無くしていきます。文章能力の無さが恨めしいです。本当に、ただただ尊いです。毎日の投稿が楽しみすぎて、1日に何十回と確認してしまいます。 この設定、今まであるようでなかった気がします!皆様も是非この尊さと腐の沼に。是非。
タイトル其処に全てが込められている。一目観て、ブックマークを標して読み進めれば、其処は期待以上の腐海が拡がり、目眩く期待を予想を上回ってあたえてくれます。推しを愛でるに男女は関係ありません。これから、腐界の推しを愛でるローザの活躍が愉しみでたまりません。まだ読み始めたばかりですが、更新が日々の楽しみと糧に頑張れそうです♪推しを愛でる腐界に、貴方も是非♪