評価:★★★★☆ 4.1
「僕、生きてるの?」「生きてるよ」「ふーん……」「ふーんって……。変な人」
余命1か月の主人公[僕]は、病室で目をつぶるといつの間にか学校の屋上で倒れていた。
そして、女子高生の水上 希に出会い、この世界が10年後の世界だと知ることになる。眠くならない・疲れない・痛みを感じないなど、非現実的な身体になってしまった僕は、他人から僕の姿は見え、そして触れることもできるという不可解な霊体となっていた。
また唯一、食欲という欲求のみが残っていることに気が付く。タイムスリップした余命僅かなネガティブ僕と、幼いころ命を落としかけたヒロインによる、淡い夏の思い出。
しかし、僕には時間制限が存在した。
毎晩、日付が変わるころに脳裏に浮かぶ文字――〇〇日。1日に1ずつ減るその数字が意味するものとは。
時を超えた僕と過去を背負う彼女の切ない感動ラブストーリー。
時代:現代
舞台:未登録
注意:全年齢対象