評価:★★★★☆ 3.7
メルン地方……そこには嘗て冒険者の街と呼ばれた街があった。
その名はタリム……魔法を使う民ヒューマとエルフの子フォーレが手を取り合った街は栄え……何時しか現れた月夜の花と呼ばれる酒場には腕の立つ冒険者たちが集まっていた。
だが、その冒険者達が不在の間その街は動く屍に支配され……その屍はタリムの王を名乗ったのだ……しかし同時期、同じ大陸のリラーグという街に僅かな光が射した。
それは瞬く間に強い光と化し……闇の王を照らし、メルン地方へと掛かった分厚い雲を散らす。
その光、彼女の名はユーリ……彼女とその仲間達……エルフの使者達は広がり、何時しかリラーグは冒険者の街と呼ばれるようになった。
そして、リラーグとエルフの使者達は冒険者にとって憧れとなった……物語の主人公である夕日髪の少女もまた……その一人だ。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録