評価:★★★★☆ 3.5
高校三年生になっても夢も目標も決まっていない少年、小鳥遊創(たかなしはじめ)。三年に進級してすぐ怪我をしてしまう。
その怪我がキッカケで保健医の橘藍(たちばなあい)に出逢った事により彼の人生は大きく変わって行く事になる。夢も目標も決まっていなかった彼にとって藍に出逢ったことによって自分の目指すべき道を見つける事になる。
交際を続けて行く内に藍が重い病気を患っている事を知り、藍の為にこの人生を使おうと決意する。どれだけの時間一緒にいれるのか分からない不安を抱えながらも藍との時間を大切に過ごしている創。
ある日藍が子供を身ごもった事を知る。藍の身体では出産に耐えられるかは保証できないと言われ悩む創。それでも産みたいと言う藍。創は恩人とも言える最愛の人が命を落としてしまうかもしれないと日々悩んでいた。最後は藍の言葉に説得され子供を産む事を決意する。
しかし、創の願いも虚しく藍は命を落としてしまう。今まで明るく見えていた世界は藍の死によって真っ暗になってしまう。
藍の親友の不知火響華(しらぬいきょうか)、親友の月見里倣(やまなしはう)のおかげもあり何とか社会に復帰できるほどは元には戻ったが、子供を育てられる程回復はしていなかった。その間二人の子供をは藍の両親と創の両親が面倒を見てくれていた。
藍の死から一年が経ったある日、創は響華から藍の手紙を渡される。藍の手紙を読んだ創はもう一度立ち上がる事を決めた。自分で二人の子供を育てて行く覚悟を決める。
そんな二人の人生を綴った物語。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:R15