評価:★★★★☆ 4.3
広末千尋は二年前に亡くした彼女、高羽青葉のことを引き摺り、鬱々とした日々を送っていた。心に深い傷を負って立ち直れないままでいた千尋は青葉の三回忌に出席し、そこで青葉の双子の妹である茜と再会する。茜に自分の気持ちを吐露した千尋は涙を流すが、思い出を語ったことで心が楽になっていることも確かだった。それから、千尋と茜は予定を合わせて遊びに行くようになった。千尋にとって茜の存在は頼りになった。自分の思い出を吐き出して気持ちを整理できる場所が茜との会話だけだったからだ。
それから数か月後、回復した千尋は笑顔を取り戻し、心にも余裕が出来ていた。そんな折、茜から「遊園地に行かない?」という誘いがかかる。了承を出した千尋であったが、そこで小さな事件が起きた────。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
その他要素