評価:★★★☆☆ 3.3
「ライト・ディジョン。バリュー・ヴァルハルト。────貴殿らに、最後の任を命じる」
その日、栄誉ある称号を持つ二人の騎士は、彼らの主たちから大切な任務を受けることになる。
「レイジ・アベのロケットを遺族の元へ届け、城まで帰還せよ。……また、この指令をもって、貴殿らを騎士から解任する」
尊敬している大切な親友……レイジ・アベを戦火から守り切れず、目の前で失っただけでなく、"戦争の首謀者"という謂れのない汚名を晴らすことすら出来なかった彼らに与えられた任務。
それは、レイジがお守りとして持っていたロケットを、遠く離れた遺族の元へ届けること。
……そして、その任務を最後に、彼らは騎士の任を辞することとなっていた。
これは、守る者として生きてきた彼らが、様々な困難を乗り越えつつ、時折過去を回顧し、広い世界で己の在り方を見つけ、騎士を辞めるまでの流離譚である。
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本作は戦闘が話の2〜5割を占める、シリアス調短編完結型ハイファンタジーです。
浪漫武器、蒸気機関、爆発、エルフ、ジャイアントキリング、謎解き要素、お色気シーンetc
これら全てを詰め込んだ欲張り小説なので、何かしらの琴線に触れるのではないでしょうか……!是非、御一読のほどよろしくお願いします!
時代:未登録
舞台:異世界
雰囲気:シリアス
展開:未登録