評価:★★★★☆ 4

吐き出される暴言も、向けられる不機嫌そうな顔も、全部愛情の裏返しだと思っていた。なんの確証もなかったけれど、どうせ素直になれないだけなのだと。絡みたいけど声の掛け方も分からないから、ついついキツい事を言ってしまうだけなのだと。――――どうして、そう思っていられたんだろう。先輩はただ、私を嫌いなだけだったのに。私はまんまと先輩を好きになってしまって、本当に馬鹿みたいだ。


話数:全2話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:
舞台:未登録
雰囲気:未登録

その他要素
注意: