評価:★★☆☆☆ 1.5
F.Y.D.序章。
半年前、兄が死んだ。
それが原因で眠れぬ日々を過ごしていたOL音葉は、ある日電車に乗っていると、突然見知らぬ世界に飛ばされてしまう。そこで出会うのは山のようなクジラ、霧の中のバザー、300年以上を生きる不思議な少女、住民全員がなんでも屋の村。
空虚で習慣的な日々の中で摩耗する音葉は、見知らぬ世界で、本来の日常では得難い絆を育む。やがてそれは彼女にとってかけがえのない大切なものへと変わっていく。
しかし異世界の秘密を知る不思議な少女小寿によって、その世界はいずれ音葉自身とともに滅ぶことが定められていることが明かされる。
選択肢は2つ。世界を破壊して自分が生き残るか、世界崩壊まで共に過ごし共に消滅するか。しかし往生際の悪い音葉は、自分自身と異世界の両方を救う方法を探すことを決意するのだった。
世界の全てを知る長寿の少女タマナと、どんな現象でも小規模で起こせる音葉のチートそうでチートではない能力で切り拓く異世界譚。
登場人物
・音葉:主人公。自主性のなさに悩むOL。小規模だが自在に様々な現象を起こす能力を異世界で身につけた。
・タマナ:300歳を超える14歳の姿をした少女。異世界の全てを知ることができる。
・ジーン:正義感の強い美少年。手先が器用で、機械仕掛けの武器を操る。
・シギズムンド:何でも屋村の村長。リーダーシップがあるが糞尿愛好症。
・小寿:謎の少女。異世界の秘密を知る夢の請負人。異世界ではグラディーヴァという変幻自在の武器とノルベルトという機械とともに行動する。
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:残酷な描写あり