評価:★★★★☆ 3.6
双子の姉と言っても、私と姉では両親や周囲からの扱が天と地ほどの差があるので、双子の姉妹というと姉に酷く嫌味を言われ、時に打たれることすらある。
明るい茶色の髪、翡翠色の眼をした人形のように愛らしい姉と、黒く長い髪と黒い眼をした冷たいビスクドールのような私。
姉は幼少時病弱だったこともあり、両親は姉を溺愛していたのも、今このようになった原因の一つだろうけれど、姉にかまけるあまり私の世話がおろそかになり、私の育児を半ば放棄されていたように思う。
裕福な家で家政婦がないければ、私の食事すらままならなかったのではないだろうか?もっともその家政婦も笑わない私よりも、病弱ながらも愛らしく笑う姉の方が気に入ってたように思える。
けれど、世間体を気にしているのか、学校だけはしっかりと通わされた私は、家から逃げるように図書室にこもり、休日は図書館に逃げ込んでいた。
高校に進学すれば、姉はさらに自分の信者を増やすかのように動くに決まっている。中学までがそうだったかのように、女王のごとく振舞うのだろう。
だったらそれを利用して私は姉に、両親に復讐をして見せる。
だって、私は悪い子だから。※アルファポリスでも掲載してます
※誤字多数です、ご指摘お待ちしてます
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:ざまぁ