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※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等はすべて架空のものであり、実在のものとは関係ありません。また、左右問わず政治的思想を否定するものでは一切ありません。あくまでも一つのフィクション、物語としてお楽しみください。

北海人民共和国。
もともと日本の北海道だった土地をソビエト連邦が占拠し、独立させた衛星国。
その国の中に、首都よりも元気な都市がある。
小樽特別行政市――共産主義陣営への橋頭保として、占拠・独立の時に西側陣営が作らせた特別市。
一国二制度の元、北海人民共和国の一部の貴重な外貨獲得源として、また西側諸国の貴重な足がかりとして、微妙なバランスを保ちながら運営されていた。
共産主義国家の中ながら資本主義国と同じ経済を持ち、資本主義国と同じ自由を持つこの特別市。そこが、僕たちの楽園だった。
そんな自由の街・小樽の中にある、北海第一中高。朝里峻希は、生徒会第一書記であるマリーヤ・ウラジーミロヴナ・スターリナの下で、仕事に追われながらも生徒会第二書記として平和な日々を送っていた。ある日、自由の街とは相反する「秘密警察」を学内に組織し始める生徒会治安維持担当書記のニキータ。それに抵抗しているうちに、騒動は小樽、北海人民共和国、そして世界を巻き込む一大事件となっていく……


話数:全10話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:
舞台:
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象