評価:★★★★☆ 4.3
会社員の松下は、ずっと片思いだった人がフェイスブックで結婚報告をしているところを目撃してしまう。
その日は浴びるように酒を飲んで、気がつけば駅前で一人の少女の前にいた。
路上ミュージシャンで名前はサト。
彼女は、いつのまにか泣いていた松下に言った。「あなたのために弾きますから」
その明らかなセールストークに。ほぼ間違いなく偽りであろう優しさに。客がいない路上ミュージシャンの人が100パー言い放つであろう安易な言葉に、松下はホロっときてしまったのだった。
そこには。
雨はいつのまにかあがって。
月がいつのまにかあがって。
いつのまにか客認定されていた松下と。
ギターを一生懸命に弾く女の子との。
物語然とした小噺が照らされていた。
※カクヨムでも先行投稿してます
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888682205
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象