日本宇宙軍戦記・雪紘 -YUKIHIRO.verse 2019-

21世紀から数世紀先の未来。日本国には宇宙軍が設立されていた。宇宙軍の長官、司令官、副司令官の三役を務めるのは速水三姉弟である。姉で長官の雪奈。弟で司令官の雪文。そして、副司令官は速水雪紘大佐。彼らが戦うのは正体不明の敵性体。プルートーンとケルベロス。冥府の王と冥府の番犬の名を冠した敵に三人は立ち向かう。一方で宇宙軍は日本国内部にも敵を抱えていた。日本海軍だ。海軍が仕掛けてくる謀略にも立ち向かわなくてはならない。三人の気が休まる時は一日とてないのだった。プルートーン・ケルベロス戦争は膠着状態の様相を呈している。海軍との謀略戦も同じように。その多重並行的戦争を間近で見た人物がいた。春村理々花少尉。宇宙軍飛行戦隊の若き女性パイロット。彼女は何を見たのか？そして生き残ることは出来るのか？日本宇宙軍の最後の一年がいま開幕する。さあ、始めよう。戦闘開始。

追記）カクヨムさまにもこの小説の一部を転載しています。【2020/01/14現在、一括非公開としています。】

追記)
2019年12月28日ごろから時間を見て文章を書き直しています。文体が一部明らかにおかしいところがあるかもしれません。ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

追記 2019年12月30日）
分かりやすさのために、各部分のタイトルに〈改１〉や〈改２〉と付記しています。〈改１〉は１度改稿したもの。〈改２〉は２度改稿したものです。よろしくお願いします。