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サブリミナル・・・未だに謎の多い生命の未知である。閾値以下の刺激(映像・音声等)によって生体に何らかの影響があることを指す。世界の陰で十九世紀半ばから研究が始まった。
第二次世界大戦中には、とある国でタシストスコープ(非常に短い時間だけ写真を投影する装置)を用いて兵士たちに敵機を認識させる訓練が兵士にも極秘でほどこされた。
二十世紀に、とある不人気政治家の演説でバックからのスピーカーから聞きとれないほどの短い時間だけある音声が流された。
そして、演説の後、聴衆からのスタンディングオベーションがいつまでも鳴り響いた。
誰も気づかなかった。気付けなかった。
だが、どの世界にも例外がある。
世界の陰に潜るのに特化した「裏」の人々はサブリミナルの存在に気づくこととなる。
爆発的に起きたサブリミナルブームは「表」の人間に知られず、しかし、「裏」社会に根を強く張り、技術繁栄を続けた。
しかし、ある出来事により、ついにサブリミナルが「表」の人間に存在がばれてしまった。
そして、サブリミナルは「表」の世界で存在を全否定され、使用・研究を禁止した。
すると、「裏」の世界では「表」の世界からの圧迫を受け、技術開発を止めざるを得なかった。
しかし、「裏」よりもさらに深い場所に蠢く「闇」は「表」と「裏」にばれることなく研究を続けた。そして――――――

※不定期更新


話数:全21話
ジャンル: 

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族

時代:未登録
舞台:
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素