評価:★★★★☆ 3.8
◎挿し絵、たくさん入れてます◎
時は三世紀――日本。
北の大国・日高見軍は、大和連合軍との戦にそなえ、常陸の国々を攻め落としていった。日高見国の若き王である那束(なつか)は、いくつもの戦功をあげながらも、自分の中の殺戮を悦ぶ化け物の存在に気づいていた。
――いつかこの化け物に飲み込まれてしまうだろう。
そんなさなか、那束は敵である播埀国(はたしでのくに)の媛(ひめ)に心を奪われてしまう。
那束は媛の命を助け、共に生きることに救いを求めた。
だが、媛はそれを許さなかった。
「ひとりで血まみれの道を歩いてゆくがいい」
媛はそう言い残し、命を絶つ。身も心も傷ついているにもかかわらず、それでも戦えと強いられる那束の苦悩と葛藤。
日高見王、那束の救いはどこにあるのか――――。※本小説は小説投稿サイト「エブリスタ」にも投稿しております。
話数:全175話
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:古代
舞台:未登録
雰囲気:シリアス
展開:未登録
注意:R15