パスタイム

要素: ノスタルジア

季節はゆきてまためぐる ― 夏編 ―

評価:★★★★☆ 4.4(1)
大学を卒業して以来、その仲間達と数年続けている定例の飲み会をドタキャンした僕は平日とは逆方面の電車に乗り、思いがけずもいつか見た景色を辿ることになり……。八月も終わりの小さな物語。

始まりと思い出のエーデルワイス

評価:★★★★★ 4.5(1)
    これは僕、真島翔(ましましょう)の思い出話しであり、エーデルワイス団の最初の物語である。 二〇〇三年春、真島翔は一年にも及ぶ受験戦争は敗戦に終わって遠くの学校で寮に入るか、歪で偏った校則の地元の私立高校に入るか選択を迫ら […]

    ノスタルジア

    評価:★★★★★ 4.5(0)
      “懐かしむ”、この情念は人間にのみ許された特権である。なによりの特権である。 現代は生きることが大前提だ、そうであるからに、時にはこんな男の物語も暇つぶしにはなるまいか。 死よ、時として我々のこころを慰めてはくれまいか。 […]

      桜色の忘却①―郷愁の足音―

      評価:★★★★☆ 4(0)
        とある大学に存在する、人知れず活動中のサークル・「廃墟部」。 そんな廃墟部の部員…主人公の春灯 詩織(しゅんとう しおり)、オールマイティでクールな先輩・ちぇるしー、そして愉快な仲間達が繰り広げる、ほのぼの日常物語。 […]

      山神様の呪い

      評価:☆☆☆☆☆ 0(0)
      中学三年生の亘野夏希は、両親と三人で父方の祖父母の家を訪れていた。 亘野家では代々十五歳になると、高原神社の鎮魂祭にて神舞を捧げることになっている。 しかし、鎮魂祭前日の夜に謎の鈴の音に誘われて参殿に足を踏み入れ、気が付 […]

      ノスタルジアの箱

      評価:★★★★★ 4.5(0)
        雨と月。同時には存在できないもの。 気が多い方だと思う。 想い焦がれる人がいても、目移りしてすきを散らす。 残りの人生に、きらいを書く時間はない。 もう、郷愁だけで生きていくつもりだった。 でも、人生は予測不可能。勝手に […]

        あたし『あいうえ』おんなの味方よ

        評価:★★★☆☆ 3(0)
          いや〜、ごめんなさい。 タイトル、なんのことか、わかりませんよね? タイトルひとつ思いつかない詩人って。 って、 自嘲、自嘲。 ハハ、 これぁ、女装男子、じゃなくって、自嘲女子だな? えっ? なら、タイトルは、「自嘲女子 […]

          リディアの戦士 ~追憶の中で~

          評価:★★★☆☆ 2.5(0)
          その島では十二歳になると成人の儀を受けることになる。幼い頃に両親を亡くしたクウトは妹サラには苦労を掛けたくないと思っていたが、その願いが届き、”リディアの戦士”に選ばれた。農家や職人よりも待遇の良い職である”リディアの戦 […]

          明日笑顔でいられるように、さよならを君へ伝えよう。 ※完結済。ゆっくりと加筆修正中

          評価:★★★☆☆ 3(0)
          ※ただいま加筆修正中です。ゆっくりと行なっていくので、ご承知のほどよろしくお願いします。 七月十三日。 大雨、洪水特別警報が発令されたその日……。 寺田晃は溺れている子供を助けるが、自分は流れてきた丸太に頭を叩きつけられ […]