パスタイム

要素: 微ホラー

文加のまちには

評価:★★★☆☆ 2.5(0)
     文加のまちには、人ならざるものが棲んでいる――。 「今日ね、あたしくもの巣に引っかかっちゃったの」  娘が告げたこの言葉を発端に、幽霊が、鬼が、座敷童子が繋がっていく。それらは時にざらりと肌を撫で、人の胸に苦さを残す。 […]

    夜に穿つ縁の行方

    評価:★★★★☆ 3.8(0)
    向かい合わせの青信号でも、進めない時がある。進みたくない時が。 俺と従姉妹は、古い道場の二人きりの門下生で、物心ついたときからの幼馴染で……。 両親達は、勝手に許婚のラベルを貼り付けていた。 【現代を舞台】にした、【微ホ […]

    不幸製造機の結末

    評価:☆☆☆☆☆ 0(0)
      不幸を振りまいた家族と、その周りの人々の物語。 果たして、ハッピーエンドはあるのだろうか。

      復讐したいけどそんな力がなくて泣く泣く逃亡して別の地で幸せになったら相手が不幸になっていた話

      評価:★★★★☆ 3.7(0)
        彼氏と親友(だと思ってた女)が浮気していた。それも三年も。え? 付き合い始めてからほぼ丸々じゃん? ないわー。……そんな風に軽い反応をしてみたけれど、内心は悔しくて悲しくて、ふたりが憎くて仕方がなかった。復讐を考えたけれ […]

        夜明けの晩に

        評価:★★★★☆ 4(0)
        いつからだろう……千代がその名を口にするようになったのは…… 大正時代半ば。変わってゆく街並みの中「僕」の心の支えになるのは、目に入れてもいたくない程に可愛らしい妹『千代』だった。 学校から持ち帰った話を聞かせる度にコロ […]

        純血の紅いバラ-pure red rose-

        評価:★★★★★ 4.5(0)
           四年ほど前。お腹に子供をやどした母親を、その身を盾にして守った女性がいた。  その女性は、世界でも稀有な『遺伝子組み換えされたヒト』であった。彼女が息を引き取ったあと、『コールドスリープ』によってその体が保存された。 […]

          旧版 七不思議の少女

          評価:★★★☆☆ 3(0)
            ――あなたは、学校に伝わる七不思議を知っていますか? これは、僕の通っていた小学校にまつわる話です―― 僕がその七不思議を知ったのは、小学六年生の夏。 僕は、葵と名乗る女の人と出会い、小学校の七不思議について知ることとな […]

            サヨナラ

            評価:☆☆☆☆☆ 0(0)
            高一の時に席替えで席が近くなった俺有澤一馬と高橋朱鳥。最初はお互いあんまり関わんなかったけど、ちょっとしたことがあってからはゲームの話とかマンガとかの話していた。俺達は妙に気が合っていた。 もし俺のとこに来たときは俺の手 […]

            わたしと彼の、いつか叶う夢の話

            評価:☆☆☆☆☆ 0(0)
              ハンカチを畳む時、端が合わないことを気にしてしまう神経質なわたしこと、今日子。仕事に向かう彼のためにアイロン掛けを日課としており、彼との関係も良好である。しかしタンスの奥から引っ張り出した型崩れしたハンカチを、彼は知らな […]

              どこかで恋をしている

              評価:★★★★☆ 3.5(0)
              千字以下の短編集。 一話完結でサクサク読めます。 主な登場人物は「私」と「彼」のみ。 不思議なお話を含みます。 ノベルアッププラスにも掲載。 (C)三沢ひらく 2019 All Rights Reserved