パスタイム

要素: 極限状況

口唇の記憶たどれば

評価:☆☆☆☆☆ 0(0)
「ねえユーリ」  ジアはこう言い出した。  敵からの攻撃を受け、手傷を負い、退路を断たれたくぼ地の底で。 「今まで絶対に食べたことがないだろうものについて、君はなぜか思い出すことができるんじゃないかい? 口の中に。例えば […]