要素: 歴史小説
狼の裔~念真流血風譚~
評価:★★★★★ 4.5(3)
「息をするように人を斬る」 刺客の子として生まれた平山小弥太は、父と共に殺しの旅に出た。 念真流という一族の秘奥を武器に、行く先々で人を斬って生き血を浴び、獣性を増しながら刺客として成長していく。 少年期の「小弥太篇」と […]
大河小説 南北朝時代/楠木正儀 伝 ―― 南北朝はこうして始まり、こうして終わった ――
評価:★★★★☆ 3.6(2)
『父正成と兄正行の意志を継ぎ、南北朝の動乱を収めることに、その生涯を捧げた武将の物語』 主人公は楠木正成の三男正儀。物語は父正成の挙兵に始まります。鎌倉幕府を倒したものの、後醍醐天皇の親政は長くは続かず、朝廷は南朝と北 […]
それは、欲望という名の海
評価:★★★★☆ 4.4(2)
玄界灘。 この黒い潮流は、多くの夢や欲望を呑み込んできた。 人の命でさえも――。 九州は筑前の斯摩藩を出奔し江戸谷中で用心棒を務める萩尾大楽は、家督を譲った弟・主計が藩の機密を盗み出して脱藩したと知らされる。大楽は脱藩の […]
脳筋都市国家に飛ばされた男が「詩人」として成功するためのたったひとつの方法
評価:★★★★☆ 4.3(1)
紀元前7世紀、古代ギリシャの大地にて…… アポロン神の神託により、ひとりの若者が都市国家スパルタに招かれた。 自分が「詩人」として輝かしい成功をおさめることを、夢にも疑わず。 だが、現実はとてつもなく厳しく、スパ […]
天暗の星~念真流寂滅抄~
評価:★★★★★ 4.5(0)
「人を斬らねば、私は生きられぬのか……」 江戸の泰平も豊熟の極みに達し、腐敗臭を放ちだした頃。 夜須藩御手先役見習い・平山清記は、自らの役目に疑問を覚えながらも、主君を守る太刀として藩法を破る無頼漢を斬る日々を過ごし […]
ダルタニャンとマリー・ド・メディシスの陰謀
評価:★★★★☆ 3.6(0)
アレクサンドル・デュマの小説「ダルタニャン物語」の主人公・ダルタニャンは、実在の人物だった。この小説は、実在したシャルル・ダルタニャン(「ダルタニャン物語」のダルタニャンよりも十年ほど生年が遅い)を主人公に、1630年に […]
面影 綾と明綱の物語
評価:☆☆☆☆☆ 0(0)
佐藤家の家老 佐々木明綱は下級武士の娘綾を一目見て、心ひかれる。彼が綾にひかれるのには、彼の過去にまつわる事情があった。 面影 特別篇 綾と明綱の出会いのラブストーリー(私の作品はすべてオリジナルです。)
植民地時代のインドの歴史小説を書くのに失敗しました
評価:★★★★☆ 3.8(0)
イギリス植民地時代のインドの歴史小説を書こうと試みたのですが、無理そうだとわかりました。 そこで、今まで読んできた日本語の資料などを、物語の当初の構想と絡めて紹介したいと思います。 カーストやインド思想などは扱いが難しく […]