パスタイム

要素: 津波

亡き妻から届いた手紙 ~千島海流300kmのメッセージ~

評価:★★★★☆ 4.3(2)
 大手出版社で働き始めた錦織栞菜はお盆休みを利用し九十九里に遊びに来ていた。そこで浜辺に打ち上げられたプラスチック製の容器を拾う。  その中には一枚の手紙が……。  海流を調べていくうちにその容器は親潮(千島海流)により […]

それでもここに、花が咲くから

評価:★★★★☆ 4.3(1)
 ──2014年9月。  震災被災地ボランティアとして宮城県気仙沼市に降り立った少女・花は、いまだ破壊の後の生々しく残る被災地の状況に大きな衝撃を受ける。  「私にできることって、何だろう」「私は本当に、ここへ来てもよか […]

ブルームーン ~震災悲話~

評価:☆☆☆☆☆ 0(0)
    2011年3月11日、業務上過失致死罪の容疑で留置されていた警察署が、東日本大震災の津波で全壊し、九死に一生を得た児玉軍司は、翌朝、同房の5人と共に釈放される。児玉は徒歩で避難する途中、大学進学を控えた城山香夜子をガレキ […]

    海の男たちの歌

    評価:☆☆☆☆☆ 0(0)
    沖縄県に住む4人の少年。海に囲まれたこの沖縄で暮らす彼らは、毎日海と触れ合い、親しんで生きてきた。これからもずっと、海に関わって生きていくと考えていた彼ら。そんな彼らに、海が大きな試練を与える。彼らは果たしてその試練を乗 […]

    君と、あなたと、出会えたのは、あの夜空に輝く花火があったから……

    評価:★★★★☆ 4.4(0)
      はじめに、この物語は震災によって傷ついた心を表すだけの物語ではありません。 基本コンセプトは「人は人によって失った己を見出す」 そして人は一人きりでは生きて行けない。繋ぎ合わさる幾重もの心が支え合い一歩を踏み出す事が出来 […]

      あの場所へ、かえろう

      評価:★★★★☆ 4.1(0)
      ※実話を元にしたフィクションであり、私なりの追悼小説です。大震災、そして津波をモチーフにしています。不愉快に思われる方はお戻りください。 この話は先日見つかった我が従兄弟へ捧げます。どうか彼の眠りが安らかなものであります […]

      市民ホールの死体

      評価:☆☆☆☆☆ 0(0)
         雑誌の取材中に震災があり、視点人物の岸田紀子はより被害が大きかった地区に住んでいた同人誌の師匠が行方不明になっていることをネットで知る。取材先から死体が回収され、並べられた市民ホールに向かい、死体見分を始める。が、師匠 […]

        あなたへの手紙

        評価:★★★★★ 4.5(0)
        ある男性に送られた老女からの手紙に記されていたのは幕末から平成にかけての二つの家族の物語。 西南の役後、故郷を離れた村川新右衛門、その息子盛之、そして盛之の命の恩人貞吉、その子孫達の運命は…。 なお、本作品に登場する家族 […]

        あわせ鏡

        評価:★★★★☆ 4.3(0)
        歯科医の遠山源太、銀行員の加藤 雅、看護師の前田琴音、そして地方公務員の松永勘太(おれ) この四人は、幼馴染であり、カップルなのだ。 俺たちは、短い夏の休暇を鹿児島県の甑島ですごしていた。 真っ赤に焼けたことをものともせ […]

        国鐵_NR

        評価:☆☆☆☆☆ 0(0)
        日本国有鉄道が別の民営化をされたときのおはなし。 1987年、日本国有鉄道は解体され国鐵グループとして再編された。主要幹線は国鐵、その他地方路線は国鐵北海道、国鐵東日本、国鐵中日本、国鐵西日本、国鐵九州にそれぞれ受け継が […]